2017年01月21日

がん消滅の罠 完全寛解の謎 岩木一麻

岩木一麻の「がん消滅の罠 完全寛解の謎」というミステリー小説があります。

第15回「このミステリーがすごい!」の大賞受賞作品です。

そして、私が今一番読んでみたい本です。
(まだ、読んでいません。)


作者の岩木一麻は、国立がん研究センターで研究に従事していたという “本物の” がんの研究者なのだそうです。

そして、この作品は、その研究を通して得られた “本格” 医療ミステリーになります。


作品のタイトルにある “寛解” というのは、がんが縮小した状態や、がんが完全に消失した状態のことです。

ストーリーは、余命宣告を受けた末期がん患者が、保険金を受け取った直後に “がんが完全に消える” 事件が、立て続けに4件も発生する “謎” を解明するという形で展開していきます。


がん消滅は、本来は “奇跡” と呼ばれるべきものです。


それが、立て続けに4件起きていること、保険金が絡んでいることなどから、“事件” となるわけなのですが、こういうテーマのミステリーを私は今まで読んだことがありません。


通常、本格ミステリーというと人が死ぬものですが、この作品では、死ぬと言われた人間が助かり、そこに何らかのトリックがあるというわけです。

長らくがんの研究をしてきた作者だけに、人を死なすわけにはいかなかったのでしょうか。


いずれにせよ、無性に読んでみたい作品です。


【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ)
posted by とちた at 14:20| 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする